どんな機材がつながるか、ちょっと試してみました。
試したのは、普通のUSBケーブル(AとB)に、変換アダプター(B ⇒ C、UGREEN製)で機材同士を直結するパターンのみ。
目次
コントローラー、キーボード
OP-Z+Arturia Keystep
アプリで「CHANNEL 1 TO ACTIVE TRACK」を有効にして、Keystepのチャンネルを1にしておくと、OP-Z側で選んだトラックを鳴らせます。
が、トラックによっては余計な音が発音されるようです。
「CHANNEL 1 TO ACTIVE TRACK」を無効にして、Keystep側でチャンネルを切り替えるとこういうことは起きません。
OP-Z単体だとベロシティの操作がめんどくさいので、キーボード弾ける人には良いです。
OP-Z+Novation Launch Control XL
これも普通に動きます。
Launch Control Editorでアサインすれば、大体のパラメーターを制御できます。
ただしアサインによってはLaunch Controlのバンクが勝手に切り替わっちゃうことがあります。
そういう場合はOP-Zのmidi outを無効にしておくとおかしなことは起きません。
※あるいはOP-Zアプリのmidiセットアップで、妙な挙動になるCCを127にしておくことでもおとなしくなります。(0だとダメ)
この組み合わせはかなり快適です。
OP-Z+Elektron(Digitone)
これまた普通に動きます。どちらがマスターでもOK。
USB端子のついているElektronの機材なら大体OKでしょう。
OctatrackがUSB midiに対応していないのが残念。
midi outとmidi inが両方有効だと、OP-Zが固まることがありますので、ケースによってどちらかのみ有効が良いです。
というわけで、OP-ZのUSBは普通の素直なUSB midiのin / outなようです。
OP-Z+オーディオインターフェース
これはNG。
試したのがRoland Duo-Capture EXだけですので、すべてのケースでNGかはわかりませんが。
仕様にも「usb type C to usb A for charging and control.」とあるので、USBオーディオには対応していないようです。
midi信号だけでも受け取れないかな?とmidiケーブル経由でDigitoneを繋いでみましたが、どうも信号が出ていないようです。残念。
また、ハムノイズも盛大に出ます。オプション設定でバッテリーチャージを無効にしても変わらず。
iPad用などでよくあるUSB midiコンバーターみたいなものなら行けるのかもしれませんが、手持ちなし。
小さくて、バッテリーでどこででも使えるのが一つの売りであるOP-Z。
iPhone、iPadなどとコンビで完結する方がスマートではありあますが、手持ちの機材につながるとこれまた夢が広がるかなぁ、というお話でした。
2019/01/26追記
ハブがつながったら超便利!と思って試しましたが、NGでした。
古いUSB2.0のものなので何か規格が違うのかもしれませんが。
残念。