続けてポチってしまいました、Roland MC-101。
歴代MCシリーズを使ってきたおじさんたちにとっては、期待の新作グルーブボックスなのでしょうが、、、
リアルタイム録音で使う想定の機材
Elektronや、Novation Circuitのシーケンサーに慣れている人にとっては「罰ゲーム」に思える編集機能です。
特にコピペ機能が殆どなく、あるのはElektronで言うところの「パターンのコピペ」だけ。
「そんなことは無いはずだ」と思いマニュアルを見返すも、見当たらず。
シーケンス編集の評判が悪いKORG Electribeシリーズでさえ、もう少し使いやすかった気がする。
というわけで、
・ある程度きちんと演奏して、リアルタイム録音してね
・なんならキーボードを外付けしてね
という設計思想に思えます。
操作性
MC-707も触ってみましたが、こちらはまぁまぁいいかな、という感じ。
対して「MC-101」は、
「ボタンやつまみを大幅に減らしたうえで、操作性を出来るだけ犠牲にしない」
という工夫を放棄した出来栄えです。
例えば、上部の「FX PARAM」「FX DEPTH」。結構いい位置をもらってるツマミですが、
・707では対象をフィルター、ディレイ、リバーブなど切り替えて使えるのですが、
・101ではフィルター以外には割り当てられません。
フィルターを使わないケースでは、何の働きもしないツマミとなります。
この辺はファームウェアの更新でどうにかできると思いますが、ローランドなのであまり期待は出来ません、、、
音源として
私の購入目的はこれだけ!でした。
ならば8トラックも要らないし、小さいくて安い方でいいや、ということで。
※プロジェクトのロードも707の半分程度の時間で済みます。
そして、この部分の出来は素晴らしいです。
最新のハイエンド機種と比べたら、何か差別化がしてあるのかもしれませんが、そんなの分からないし。
音色数も「こんなに要らない!」というレベルで詰め込んであります。
生音系の音源は、もう二度と買うことは無いだろうな、という予感がします。
機材を並べて遊びましょう
文句が多い記事となりましたが、「パソコン、タブレット、DAWは無しで!」という絶滅危惧種向けの早めのクリスマスプレゼント、かなり満足です。