手元にあったのは一瞬だけなので簡単に。
こいつもディスプレイが小さい!
Micro Freak、Keystep Proと同様の極小ディスプレイです。
「100」なのか「10.0」なのか、非常に判別しにくい。マイナス10点。
Amp EGは無い
あるのはディケイだけで、アタック、サスティン、リリースはありません。
せめてアタックだけでもあれば。
LFOを使って疑似スローアタックに出来なくもないですが、LFOが1基だけなのでもどかしいです。
マイナス30点。
ローパス・ハイパスフィルターもないのですが、このマシンの押し出し方としては当然かもしれません。
コードマシン
ルートを指定するだけでコードが出るいわゆる「ワンキーコード」。
add9あたりまであるので、まぁだいたい事足りるし展開形もある。
プラス20点。
ドラムチャンネル
6トラックがそれぞれ別々のチャンネルなので、メロディーとして制御できるのですが、
C0、C#0、D0、D#0、E0、F0を送ると、それぞれ1~6のトラックがなります。
つまりドラムマシンとして制御できます。
これはなかなか良いアイデアと思います。
プラス10点。
全体的に
FM音源、EGのアタックが無い、ローパス・ハイパスなどのクラシカルなフィルターが無い、等からも想像できると思いますが、ChipTuneというか、FM音源のゲームサウンドそのものです。
Tennage EngineeringのPOシリーズ(12、14、16)をまとめたもの、というと分かりやすいか。
セットに組み込むというよりは、単体でいじくった方が面白い感じでした。
Elektron自身も「groovebox」って言ってるし。
ちょっと不具合(損傷)があったので結局返品しちゃいました。
手持ちにDigitoneがあるし、セットに加える必要もないかな、と。